2012-02-12

Case20120212-1007

彼女に友達から遊びの誘いの電話があった、日曜の朝。

歩いて行くには少しばかり遠い道程なので、車で送って行くことにした。
国道沿いではあるが、防潮堤で仕切られた河口部の海沿いでもある場所。
元々の住んでいた家は、その被害にあって、今は間借りしているらしい家の前に車を止めた。
彼女は助手席から足早に玄関先に姿を消した。
冠水注意の立て看板が、交差点の門でかたぴし風に揺れている。
風にのって波の音を耳にした。


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