2009-10-31

304/365-1

西に40kmの昭和探し(其の一)


毎年のことだが、夏から秋の季節の変わり目は切ない気分になる。
ちょうど体内に吹き出物が出来てる感じ。
若い頃は、この吹き出物を容赦なく潰してしまうことが出来たが、歳をとったら跡になるのが怖くて潰せなくなった。
そんな大きくなった吹き出物には、即効性のある「有給休暇」という薬が効くってことも承知している。
あとはその薬の投与のタイミングの問題だけだ。
このタイミングが結構簡単そうで実は難しい。

紅葉がいい感じになったタイミングで、その日の午前中にかかりつけの主治医(id:mini386 さん)に相談したところ、「紅葉で高揚し効用するがよし」とのことだ。
即効性は若干劣るが、「半日有給」を服用することに決めた。

6ヶ月ほど前から気になっている所へ行くことに午前中に決めた。だって思っちゃったんだからしょうがない。
そんな行き先は、隣村にある廃校(小学校)を利用し、昭和の頃の様々な懐かしい物を県内外から集めて展示している、「昭和の学校」と言うところ。

 IMG_0982

 IMG_0864

元、生徒達専用玄関と思われるところを入ると受付があって、そこは昔懐かしい映画館を思わせた。
壁には映画の大きなポスターが貼られ、ショーケースには懐かしいスクリーンのバックナンバーとパンフレットなどが置かれている。

 IMG_0949

 IMG_0950

この時点でドキドキ感が最高潮に達してしまい、思わず便意をもよおしてしまうほどだったが、「入場料は500円です」と言われ否が応にも現実に戻され、出るものも思わず引っ込んでしまった。

一階部分。各教室ごとに雑多なもので溢れかえっている状態。(入ってすぐの部分は休憩所になっている)

 IMG_0932

構内にはレコードプレーヤーで音楽が流れている。(ちなみにこの時流れていたのは「学生時代」)

 IMG_0942

元職員室と思われるところは、施設管理職員室のようだ。

 IMG_0947

休憩室に入ると、ポスターを中心に様々な「昭和」が展示してある。

 IMG_0941

 IMG_0948

 IMG_0944

 IMG_0934

 IMG_0937
 
「全音モラレス 昭和40年頃 定価3万円」、「エーストーン(現ローランド) 昭和48年頃 定価1万5千円」と張り紙がしてあった。
兄貴(id:Maggie_Mae さん)、これはどんなもんなんでしょうか?

 IMG_0935

更に二階へ上ると そこには驚愕の事実がっ!? (CMのあとに明らかに!)*1

 IMG_0931

乞うご期待っ!! 

 IMG_0936 


*1:まとめる写真が多くて疲れたので2回に分けることにします。

304/365-2

西に40kmの昭和探し(其の二)


...スタッフに奇妙な緊張は続く。そしてカメラが見たものは!?

二階には、六部屋(もと教室)あって部屋ごとに四つのお店屋さんなどが再現されている。
時期的に言っても文化祭っぽい感じがするが、再現性はかなり高いもの。*1

 IMG_0866

 IMG_0930

 IMG_0925

 IMG_0870

 IMG_0877

アルミの弁当箱。(家には未だガイキングのやつが現役だ)

 IMG_0883

 IMG_0876

 IMG_0873

 IMG_0884

 IMG_0868

 IMG_0888

 IMG_0894

 IMG_0895

 IMG_0889

 IMG_0893

 IMG_0892

 IMG_0896

 IMG_0897

 IMG_0920

 IMG_0904

 IMG_0921

 IMG_0922

思わず懐かしさにザブングル顔で号泣中(著者近影)*2

 IMG_0973

 IMG_0983 

なんだか秘密基地を見つけた気分になった。
もし、わたしを探してもいないときは、たぶんここにいると思うんで内緒ってことでお願いします。


*1:結構な量を撮ったんですが室内撮りってヤツを思い知らされました。
*2:展示品の鏡のまえで真剣に撮っている私を想像しないでください。切なくなるから。

2009-10-29

302/365

サンタさんへの手紙


その年の1月1日を「1」とし、ダイアリーのアップした時点での日にちを分子、1年=365日を母数としてタイトルにしている。
今日で302日目。2009年も残すところ、今日を含め 63日。
年齢を重ねる毎に過ぎていく日々を早いと感じる。

前にどこかで見たか聞いたか読んだか忘れたが、それは年齢に関係するもので、例えば 10歳の場合は 人生の10分の1、40歳の場合は 40分の1で 1年を感じるからだとか。
ただ、日曜日の晩と月曜日の朝は年齢に関係無く、その回避出来ない事実と真剣に向かい合っていることは確かなことだと思う。

そんな先週の日曜日の晩、子供達(息子 9歳、娘 6歳)に「サンタさんへ」と記された手紙を貰った。正しい表現として預かった。
子供達にとってクリスマスまでは早く感じるらしい。これは例外事例ということだ。

f:id:sharon6q:20091029095508j:image:right

息子が練習で書いたもの。清書版なるものは、
緑、赤、黄色付きでなんともクリスマス的。
「ウィー」なんぞ、自慢の左腕でウェスタン・
ラリアートを御見舞いした後、いくらでも
パパが聞かせてやるぞ!
今ならもれなくロングホーンポーズ付きだ。
なんてことは、さすがに言えるわけがない。
娘のお願いは「シフォン」のぬいぐるみらしい。
「シフォン」ってカタカナで書けないことに「キーッ」ってなりながら、何枚も書き直していた。

そしてプレゼント担当な意味でサンタさん役は毎年私だ。
釣った魚に餌を与えるのが好きなので、お祭りですくった金魚をフナレベルの大きさに育ててあげたサンタさんにとって、プレゼントの対象は奥さんも入る。

毎年、子供達に「パパには今年もサンタさんは来なかったね」と言われ、奥さんに「何か欲しいのは無いの?」って聞かれるけど、「無い」と思わず言い放った後に「見返りを求めてはいけない」と 108回心の中で唱えたりする。

f:id:sharon6q:20091029134251j:image:left

けど今年に限っては「レンズ」って即答すると決めている。
今年はサンタクロースの存在を信じて見たいと思う。あっ little.

 IMG_0847




2009-10-28

301/365

小栗旬は今が旬

最近、読書の秋と言わんばかりの勢いで秋の夜長に本ばかり読んでいる。
勢いそのままに積読本を増やしてみたり。
その勢いはマーロウな気分で「さらば愛しき女」を再読本(厳密には再々々読)購入したり。

一旦、読書なモードに入ると中々抜け出せなかったりする。
せっかく、友人達が貸してくれた映画DVDの山に無言のプレッシャーを感じてみたり。
読書と映画鑑賞を上手に切り替えれない事で困ったり。
昔はむしろそんな状態を楽しむことが出来ていた。当時の女性関係同様に。ただ好きな映画DVDや本に囲まれていると幸せな気分に浸れる。

ちょうど、そんな気分は将来血縁関係になるであろうと勝手に予測し、姉さんと勝手に慕っている id:amenonaka さんのブログ(はてなダイアリー)で書かれている。
読みたい本に囲まれると、なんであんなにも幸せになれるんだろう。今、これからお家に帰ってあの本たちが読めることを考えただけでも頬が緩むもの。不思議。
昨日、読書モードから映画モードへ切り替えることできた。
そのきっかけは切り替えにふさわしい映画DVDを後輩が貸してくれたこと。


クローズZERO II プレミアム・エディション [DVD]


25年ぐらい前、鼻腔や口腔内に錆びの味を味わった、そんな青春時代を過ごしたことのある人なら、頭頂部の髪の毛がピンと立ってしまうような、そんな映画だと思う。
原作者の高橋ヒロシは『クローズ』連載中の頃からの映画化の話を全て断っていたが、完全オリジナルストーリーという条件で実現した。
クローズZERO - Wikipedia
それと「演技が出来る俳優」というのが条件だったらしい。
監督は、「殺し屋1」などでクエンティン・タランティーノに影響を与えたと言われる、三池崇史。
前作の「クローズ ゼロ」では黒木メイサ以外(原作には一切女性キャラは登場しない)、期待に反して楽しめた。
作者の「演技が出来る俳優」条件を満たしていたからだと思う。
主役の小栗旬が与えられた台詞を自分の言葉にして、違和感なく演技していたのが良かったが、ツーブロックのヘアースタイルは違和感があって残念だった。
それと意外だったのが、劇場版「電車男」の山田孝之*1
「電車男」のイメージが強かったせいもあってか、小栗旬同様に見事に裏切られた感じだった。
そんな前作もあって期待を胸に続編を鑑賞した。
総評として「シリーズ2作目って大体そんなもんだよね」的な作品だった。
ちょっと やりすぎた感満載で、映画だからっていくらなんでもそこまでは?的な感じだった。
そんな切り替えにふさわしい映画だった。そう、切り替えにふさわしい映画。
シリーズを通してファンになった役柄がある。
色々な意味で残念だった、実写版「デビルマン」主演の伊崎右典、央登兄弟演じる「三上兄弟」。

 
D

エンディングテーマ さすらいの歌(THE STREET BEATS)

 
D

ツーブロックなヘアスタイルに違和感を感じないほど、熱烈な小栗旬のファンなら観ても問題は無いと思う。

*1:ドラゴンヘッド実写版で高橋ノブオ役だったんだと後にわかってビックリしたり。

2009-10-27

300/365

カメラのストラップが届いた。(280/365 - 今日は死ぬにはいい日だ

 f:id:sharon6q:20091027063801j:image

タン×オレンジレザーの組み合わせは正直なところ、冒険野郎マクガイバー的で心配だったが、とてもいい感じだ。
そんな勢いで純正レンズフードも装着してみた。
(レンズフードと洒落た呼び方は頬が赤くなるんで「笠」と呼んだり)
この「笠」には不思議な力があって装着すると、なんだか池中玄太的な気分に浸れる。ただし将来的に丹頂鶴を撮る気はない。

あわせて腕時計バンドもオレンジ色の皮ベルトに交換して、ウォレットのコードも黒×茶にして、ブックカバーもアイボリーにして、なんだか秋な気分を満喫してみたり。

 f:id:sharon6q:20091027063800j:image

そしてレンズ沼貯金を始めました。TAMRON AF18-270mm F/3.5-6.3 DiIIVC LD Aspherical [IF] キャノン用 MACRO B003E

ただね、焦点距離とか35mm換算とか適正露出がどうとか絞りを開くとか、正直分からないので趣味の欄に「カメラ」と入力することを躊躇したりしている私です。

2009-10-26

296/365

名は体を表す


物心ついた頃から実家では犬または猫を飼っていた。
別離のときに非常に辛い思いを、その都度後悔するわりにこの環境は最近まで変わってなかった。

ペットを飼う際に一番最初に考えるのは「名前」だと思うが、家の場合歴代「ジョン」と呼ばれる犬が 4匹は存在した。これはあくまでも聞いてる範囲であるため、「犬」=「ジョン」的な家なので過去に「ジョン」と呼ばれた犬が何匹存在したかは定かではない。そして「ジョン」と呼ばれる犬の雌雄は皆無だった。
前に「ジョン」以外の名を付けた犬がいた。「犬」=「ジョン」的な家にとって言わば特殊な例だと言える。
実家では昔、ワカメや昆布の養殖業を営んでいて収穫時期になると夜が明ける前から海に出ていた。
ある日、収穫物(ワカメや昆布)を入れる籠に小さな黒い生き物が入っていたのに気づき、暗がりであったために小熊だと思ったらしい。
とりあえず家に連れ帰って良く見たらそれは子犬だった。
結局、家で飼うことになったのだが、父親がエサをやる際に「クマ」と呼んだため、それから「クマ」と呼ぶようになった。
更に母親が「クマ」と呼びづらかったためか、いつの間にやら「クマコ」と呼ぶようになった。幸い♀だったから、ある意味、事なきを得たってことだ。
前述の母親による、言わば「ぶっこ抜きジャーマンスープレックス・ホールド」的な改名は未だいい方だと言える。

私が小学生の頃に 4代目を襲名した「ジョン」がいた。
ふと気づくといつの間にか、尻尾の長い、綺麗なトラネコが「ジョン」のご飯を「ジョン」といっしょに食べているようになっていた。
そして夕餉の食卓における厳正なる家族会議の結果、このトラネコ(♂)を飼うことが決定された。
いつまでも、「ジョン」といっしょのご飯って訳にもいかないので、家に招き入れ、専用のご飯を用意していたときだった。
性別を理解している上で、母親がご飯を与える際に「ジョンコ」と呼んだ。
まさに戦慄の瞬間だったと記憶している。
訳を聞けば、犬が「ジョン」だから「ジョンコ」でいいじゃない、という。正当な理由かもしれない。
「ジョンコ」と呼ばれる猫に対して、「不憫に思う」という意味を小学年で体感した時だった。

私が高校生ともなると、イタリア人でも、当然カトリックでもあるわけでは無いが、ペットに対するゴットファーザーになることが出来た。
その最初に洗礼を受けたのが、いつのまにか迷い込んできた三毛猫(♀)だった。
当時付き合っていた彼女の影響でいくえみ綾の作品を好んで読んでいた頃。その作品中で飼っている猫が「ミカ」という名前だったんで、安易に「ミカ」と決めた。しかし、母親は頑なに「ミカコ」と呼んでいた。
「ミカ」は、とてもベッピンさんでモテモテだった。若いときは年3回とか子孫を残した。苦労して里親探しをしたものだった。
あるとき、里親が見つからないで一匹残ってしまったときがある。
それは爪を体内に隠せるようになる頃までだった。
仮称「チョチョリーナ」と何の気なしに呼んでいた。
暫くして、家の裏のおばあさん(当時70歳ぐらい)が里親になってくれることになった。
時々、「ミカ」と様子を見に行くと「チョチョ」って呼んでで恥ずかしい思いをしたものだった。

夏頃、実家に行った時に偶然、このおばあさんと会って立ち話してたら一匹の猫が寄ってきた。
おばあさんトコで飼っている猫で、なんでも「チョチョリーナ」の孫らしい。
なんだか嬉しくてなって、勝手に「チョチョシミリ」って名前をつけて嫌だっていうほどに撫で上げてやった。

 f:id:sharon6q:20091023134327j:image

嫁ぎ先(?)である奥さんのところにも猫がいる。
シャムネコと黒猫のミックスらしい。名前を「シャム」という。
純粋なシャムネコと比べるとたしかに黒いところが多い。そして♂であるが手術済みである。
今年で20歳、人間の年齢換算だと105歳ってことになるらしい。ご老体ではあるが元気だ。
ただ、この時期には必ず鎮座していたテレビの上にも上がることはなくなった。厳密には上がる事が出来なくなった。
しかし、此間の晩、私の右足用スリッパのかかと部分上に、水(汁)気たっぷりに光る片足の無い、とても大きなカマドウマがいた。ピクりともしない。
「シャム」が横たわるほうを見ると顔だけを上げ、一つ鳴き声を発して口の周りを丹念に舐め、左手で顔をこすって見せた。
息子が生まれ、愛情が息子にいったしまったことに対して感情を私のスリッパに表現した。毛玉まじりのソレだったり、酷いときはウ○チだったりした。
私のスリッパは彼の感情表現の場なのだ。
そして未だ現役であることを、カマドウマをもって主張してくれたらしい。そうカマドウマで。

 f:id:sharon6q:20091023134331j:image

 f:id:sharon6q:20091023134328j:image

 f:id:sharon6q:20091023134329j:image

そのときは覚悟はしているが、たぶん上手には受身を取ることは出来ないと思うな。
化け猫になってもいいから生き続けて欲しいなんて思ったり。