2009-11-04

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三余を楽しむ本とのお付き合い

読書をするのに好都合な三つの余暇。
一年のうちでは冬、一日のうちでは夜、時のうちでは雨降りをいう。
中国三国時代、魏ぎの董遇とうぐうが勉学する時間がないと嘆く弟子を諭した語。
読書三余の意味 - 四字熟語辞典 - goo辞書

先月は、読書週間(10月27日~11月9日)という対象「月」であったり、子供達はインフルエンザ感染などの影響で案外平和な「夜」だったり、「雨」は大して多くなかったが、雨さんのブログ(はてなダイアリー)で興味を惹く本の紹介があったりと、読書に好都合な環境だった。
季節柄、昼休みに出掛けて写真を撮る対象が限られてしまうってこともあり、その時間に読書したってこともある。

そんな三余を楽しませてくれた本たち。

再々読ぐらい。ブックマートで見かけ思わず衝動買い。台風の中、車で出張した際に読了した一冊。
(今読んでる、伊坂幸太郎「陽気なギャングの日常と襲撃」で演説の達人である響野の「幻の女」探しの話にちょっと感動した)

幻の女 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 9-1))


初の桐野夏生作品。ハードボイルドというジャンルを女性が書いているか前から気になってた。出張中に一気に読了した一冊。

顔に降りかかる雨 (講談社文庫)


前々からかじり読みしてた。バーグ・シリーズの2作目。


9月に伊坂幸太郎(グラスホッパー)作品デビューしたこと、読んでるジャンル(ハードボイルド)が偏ってしまってたことなどの理由。

陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)


伊坂幸太郎作品でワンクッション置いたので、「ガリ」っとしたハードボイルドに返り咲く意味を含め、再度新たに購入。

「キラー・イン・ザ・レイン」(短編集)の一作目を読んでて、チャンドラーが足りないって思い立ち、たぶん再々々ぐらいで新たに購入し読了。


【 総 括 】今後はジャンル的に偏ることなくバランスよく摂取することを推奨します。


雨さんのブログで紹介のあった本を探しに行ったら置いてなくて、早川って書いてる本棚の前で青竹踏みは健康にいいが、地団駄踏みは不健康なことだと気づき、思わず手持ち無沙汰を感じてしまって積読本追加。

川は静かに流れ (ハヤカワ・ミステリ文庫)



ナイトホークス〈上〉 (扶桑社ミステリー)

上下巻の上巻だけを 2冊買うところなんか、なんだか男気を感じるところだ。


そんな積読本が崩れ潰されることより、有無を言わさずにブックマートに追いやられる危険性のほうが怖いので、これからは本を買うより本棚を買うことを優先する。

2009-11-03

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摂取アルコールと麻酔効果


10年ほど前までは車が好きで主に外国車ばかり乗り継いだ。

自動車免許を取得してから、約10年間は年毎に車を替えている計算が成り立つかもしれないほど。

実際にはそれ以上かもしれないし、それは当時少なからず関係を持っていた女性の数のほうが上回っていたかもしれない。

そんな 20歳の頃に「SAAB(サーブ)」という、スウェーデン出身の彼女とお付き合いすることになった。

高校時代にアルバイトしていた洋服店の店長が、突然自身が乗っていたSAABを格安で譲ってくれた。
名義変更を待たずに店を畳んで行方をくらましたことから、結果的にその訳を知ることになった。

SAAB (サーブ) は、スウェーデンの航空機メーカーである。社名は Svenska Aeroplan AB(スウェーデン航空機会社)に由来する。
かつては自動車も製造していたが、自動車部門は現在はゼネラルモーターズの100%子会社のサーブ・オートモービルとなっている。

http://ja.wikipedia.org/wiki/SAAB
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手にした時点で3年落ちだった。
当時の写真は残念ながら無いが、上段のホイールを履いていて、中段の形をしていて、下段の色をしていた。更にマイナーチェンジしていたモデルで、申し訳なさそうな控えめなフロントスポイラーとリアウィングが付いていた。(めんどくさい(笑))

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排気ガスを利用する過給器がひとつ奢られていて、エンジンがその域に達すると彼女はソプラノ音域を奏でながら、運転手の頭を後方に車体を前方に、馳浩のジャイアントスイングの勢いで放り出だしてくれた。

エンジンスターターは、フロアATギアボックス後方のコソールボックスにあって、ウィンドー開閉スイッチやドアロックスイッチも集約していて気に入っていた箇所(現行もだと思うけど)。

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それとエンジンフードの開き方も独自で、運転席側から前方へ開くのだが、一旦前方へ50cm程スライドさせてから、バコッてな感じで開く方式だった。始めてそれを見る人は、とりあえず「おぉっ」っと感嘆の声をあげてしまう程に無駄で大げさな開き方だった。

前にメルセデスの500SLを知人から借り出した時、わざわざ信号待ちで電動でオープンさせてみるような感じで、ガソリンスタンドで給油中に、さもエンジンルームを点検する振りして無駄で大げさに開いてスネ男な気分を味わっていた。

恥ずかしい過去の出来事について、定期的に棚卸している訳では無いので正式な数は把握していないが、これは確実にその一つであると断言できる事柄だ。

そんな蜜月な日々を過ごしていた彼女と突然に別離した。
私の一方的なわがままな事情で、彼女をえらく傷つけてしまったことが原因だ。それは物理的なもので、取り返しのつかないこと。

その日は、初冬だと言うのに夏の強い日差しのような不自然な白い光が、眩しくて目を覚ました。
そこには女性看護師さんが二人して顔を覗き込んでいる。その顔は共に逆さまだった。
額を人工的に冷たいものが忙しく右往左往していた。
「結構な量が入ってる場合は麻酔しても効果がないから覚悟してください」と言い放って、むんずと額と顎を手で押さえた。
次の瞬間、額一部分の皮下を少なくとも熱い激痛が5往復はした。

それは20数年前の11月3日の出来事。毎年必ず思い出すことの一つ。
今も街でSABB車とすれ違うたびに心の中で密かに詫びてたりしている。

 
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2009-10-31

304/365-1

西に40kmの昭和探し(其の一)


毎年のことだが、夏から秋の季節の変わり目は切ない気分になる。
ちょうど体内に吹き出物が出来てる感じ。
若い頃は、この吹き出物を容赦なく潰してしまうことが出来たが、歳をとったら跡になるのが怖くて潰せなくなった。
そんな大きくなった吹き出物には、即効性のある「有給休暇」という薬が効くってことも承知している。
あとはその薬の投与のタイミングの問題だけだ。
このタイミングが結構簡単そうで実は難しい。

紅葉がいい感じになったタイミングで、その日の午前中にかかりつけの主治医(id:mini386 さん)に相談したところ、「紅葉で高揚し効用するがよし」とのことだ。
即効性は若干劣るが、「半日有給」を服用することに決めた。

6ヶ月ほど前から気になっている所へ行くことに午前中に決めた。だって思っちゃったんだからしょうがない。
そんな行き先は、隣村にある廃校(小学校)を利用し、昭和の頃の様々な懐かしい物を県内外から集めて展示している、「昭和の学校」と言うところ。

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元、生徒達専用玄関と思われるところを入ると受付があって、そこは昔懐かしい映画館を思わせた。
壁には映画の大きなポスターが貼られ、ショーケースには懐かしいスクリーンのバックナンバーとパンフレットなどが置かれている。

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この時点でドキドキ感が最高潮に達してしまい、思わず便意をもよおしてしまうほどだったが、「入場料は500円です」と言われ否が応にも現実に戻され、出るものも思わず引っ込んでしまった。

一階部分。各教室ごとに雑多なもので溢れかえっている状態。(入ってすぐの部分は休憩所になっている)

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構内にはレコードプレーヤーで音楽が流れている。(ちなみにこの時流れていたのは「学生時代」)

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元職員室と思われるところは、施設管理職員室のようだ。

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休憩室に入ると、ポスターを中心に様々な「昭和」が展示してある。

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「全音モラレス 昭和40年頃 定価3万円」、「エーストーン(現ローランド) 昭和48年頃 定価1万5千円」と張り紙がしてあった。
兄貴(id:Maggie_Mae さん)、これはどんなもんなんでしょうか?

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更に二階へ上ると そこには驚愕の事実がっ!? (CMのあとに明らかに!)*1

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乞うご期待っ!! 

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*1:まとめる写真が多くて疲れたので2回に分けることにします。

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西に40kmの昭和探し(其の二)


...スタッフに奇妙な緊張は続く。そしてカメラが見たものは!?

二階には、六部屋(もと教室)あって部屋ごとに四つのお店屋さんなどが再現されている。
時期的に言っても文化祭っぽい感じがするが、再現性はかなり高いもの。*1

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アルミの弁当箱。(家には未だガイキングのやつが現役だ)

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思わず懐かしさにザブングル顔で号泣中(著者近影)*2

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なんだか秘密基地を見つけた気分になった。
もし、わたしを探してもいないときは、たぶんここにいると思うんで内緒ってことでお願いします。


*1:結構な量を撮ったんですが室内撮りってヤツを思い知らされました。
*2:展示品の鏡のまえで真剣に撮っている私を想像しないでください。切なくなるから。