It's a good day to die.: 9月 2010

2010-09-13

多機能という名の不便

先月のことになるが、プールで遊んだ帰り道に突然携帯電話の機種変更がしたいと細君。それは思っちゃったんだからしょうがないという正当な理由。

一番近いところの赤に白文字が踊るのぼりがはためく先へウインカーを上げた。この時点で iPhone への乗り換えは諦めざるおえなかった。

事前にお目当ての機種とかメーカーなどは全くないので、細君と陳列棚をサンボから奪った衣服を奪うあうトラのようにグルグルと回る。時折バターにならぬようにサンプルを手にとっては眉に皺を作ったり首を傾げたりしてグルグルと回る。これだと手に取れば不思議と細君とかぶる機種だったりでグルグルと回る。

携帯電話には最低限の機能（通話とメール）しか求めていないのでデザインで迷う。デザイン的にキッズケイタイのイエローとかオレンジとかライトブルーで悩んでみるも細君にあえなく却下。ゴールドライタンみたいなのが良かったけど細君に譲ってぐるぐると迷っていたら、ガラガラぁーとシャッターが下りはじめ閉店準備。その音に背中を押されるように友人が「携帯電話と歯医者は新しいのを選べ」みたいなことを言ったかどうだったかハッキりとは覚えていないが、とりあえず最新機種らしいのを選んだ。やたらにデカくて厚ぼったいだけの黒。多機能らしいが実際はその3％ぐらいしか使わないであろう黒。指紋の痕が気になって仕方が無い黒。そして身に着けてるものは黒ばっかり。いまだ自称ロッカーだから譲れない黒。

2010-09-12

ペダルの重み

今日は子供らの「能」の発表会。

「能」を習ってる。そう「能」らしい。
11月にはちょいと大きなホールでの発表会らしい。

午後から二人揃って友達の家に遊びに行ったのでカメラをぶら下げてペダルに足をかけるも天気の悪さといじめのような風の強さに早々に帰宅。細君がここぞとばかりに音だし練習しているのをBGMに22歳になる家の飼い猫のトイレがいよいよ怪しくなってきたのでペット用のオムツを履かせるも大のときは綺麗にトイレの脇にオムツを脱いでするのを関心して見てた。

　　　　　　　　　　＼　まわれぇー！　／　

　　　　　　　　　　＼　みぎっ！　／

最近こんなのばっかり...

2010-09-09

季節の狭間に埋もれる紺青

＼　？　／　

　　　　　　　　　　　　　　＼　やぁー！！　／　

　
　　　　　　　　　　　　　＼　こんにちはー　／　

2010-09-08

ゆるい風の匂い

耳が新しい音楽に貪欲だった中学生の頃。

友人とレコード店をまわってジャケ買いした中に「東京ジャップ」というバンド。
今じゃＤＪとして活躍している赤坂泰彦が在籍していたバンド。
1983年頃にスズキのマイティーボーイという車のCMに主演、「少女に何が起こったか（小泉今日子主演）」の主題歌「摩天楼ブルース」がヒットしたが以降はヒット曲に恵まれずに活動休止。

天気図の左下あたりで通し番号をつけられた渦巻きが現われるたび、いい大人になった今でも血肉沸き踊りながら自然に口にする歌。そう、ちょうど今時期に気づけば口ずさんでる歌。
ちょっと調べたら、作詞が松任谷由実で編曲が鈴木慶一であーなるほどなるほど、と。

ASIAN NIGHT －東京ジャップ

　

　　　　　　（ ♪ ）
タイフーンが来そうだね　ぬるい風が湿ってる
羽ばたくみたいにシャツが音を立てる
こんな夜は町じゅうが君を隠してるようで
港のにおいが急に耐え切れない
空き部屋の女が空しく繰り返す
想い出の店まで出てきておくれ
あいつと別れたのならもう一度会ってくれ　欲しいよ WOWWOWWOW
深追いして深追いして愛したっていいじゃない
抱き寄せれば人ちがいの哀しい夢　ASIAN　NIGHT
やがて低い闇間からすごい雨が落ちてきて
にごった想いを通りへ押し流す
裸足で駆け出せば君も靴を投げて
笑ってくれそうにやさしかったね
あいつと別れたのならもう一度会ってくれ苦しいよ WOWWOWWOW
忘れきれず忘れきれずみじめだっていいじゃない
きみの影に迷い込んだバカがひとりASIAN NIGHT
　　　　　　（略）

音楽や映画もはじめて見聞きした時と今とでは当然感じ方が違う。あらためて年を取ったと気づき、昔の記憶にぶら下がって逆上がりする感じに浸ってる。

2010-09-07

夕焼けのまにまに

時々刻々と変化する夕焼けを追いかけ、肩で息を殺し手持ちで必死にシャッターを切るも大半はブレブレ。体力の衰えを痛感しました。スポーツの秋。

2010-09-06

safety zone

もう８月のことになるけど、7年ぶりの全国35ヵ所をまわるという「安全地帯」のコンサートに細君に連れ出された。細君は安全地帯のファンで私は不安。

前日は豪雨で散々だったというイベントの細君と当日に現地で合流。

開場前の物販で、どう見ても安全地帯のファンには到底見えない男３人組が、ものすごい勢いでグッツを買い占めているのを眺めていたら、袋を下げてキャッキャしてる細君が視界に入る。会場限定玉置浩二のサイン入り「アロマフレグランス蒼いバラ」と「じれったいローション」を購入したとのこと。あーなるほど、会場限定グッツを男３人組はヤフオクに流すわけだと納得。

フレグランスはわかるがローションは、レンタルビデオ店で赤い手の平が描かれたカーテンで仕切られた向こう側の世界で使用するような、糸引くにゅるにゅるにゅめにゅめなローション。

コンサートは玉置浩二のコンディションが悪くて声がリーチでテンパってる状態。
まだ歌番組が勢いのあった頃、自然と耳に入ってきた曲が中心だったので助かった。

ざっくり３部構成な感じで、最初は勢いのある曲中心でドカーン、ヒットソング中心のアコースティック、韓国の友達捧げると歌った「フレンド」でうるる。そして演奏だけで引っ張って玉置浩二が客席から登場サプライズ。客席でスタッフに護られながらもファンとコミュニケーション、そして向かった最後列通路に青田典子。そして熱い抱擁。これは余計。それとコンディションの悪さからかアンコールは無し。
この２点以外は申し分無しに良かった。演奏が良かっただけに非常に残念。

翌日から仕事がはじめることが切なかった盆休み最後の日。夏の終わりのハーモニー。

2010-09-04

カメラとレンズとネオプレン

今までカメラをカメラバッグにいれて持ち歩くことは無かった。

年中季節構わず裸のままカメラを持ち歩いていた。

子供らの学校行事などで交換レンズなどが必要なときは、さすがにコンビニ袋にがちゃがちゃと入れるわけにいかないので、ディパックの内側にエアキャップ *1 を貼りめぐらして入れていた。
カメラバックを必要ない（いらない）訳ではなく、むしろ必要（ほしい）と思っているのだが、中々気に入るようなカメラバッグを見つけ出せないだけだった。大それたものではなく、控えめで最低限の収納力がありシンプルなデザインで上限一万円程度を条件と考えていた。

仕事で煮詰り、現実逃避のため広大な見えない大陸を彷徨い歩いてた先でラズベリーに惹かれ思わずポチり。（コチラで購入）

BUILT NY（ビルトニューヨーク）
普段何気なく使っている物を素敵にそしてスマートさを持ち、ニッチな商品に洗練されたデザインを加えることでより個性的に、より多くの人々に愛される製品作りを目指すブランド。 BUILTはアメリカの工業デザインの伝統の中に確固たるルーツを持っており、「形は機能と同じだけ重要であり、カラーはそれを結びつける接着剤になる」という信念を持っています。このような独自のポリシーから、絶え間なく変化する生活上の必要に対応し得る、独特のスタイリッシュな製品が生まれています。MoMAニューヨーク近代美術館でも高く評価されています。

今日届いた。