2010-07-27

模索して探求せねばならぬもの

子供らの夏と冬の長期休みで一番の難題は自由研究と呼ばれる代物。

今年、子供ら二人が小学生となって初めての夏休みを迎えた。

長男は今年で4年生。1年生の頃から彼の自主性を優先しながら色々と手伝ってやった。
1年生の頃に校内自由研究発表会の発表者に選出されてからというもの、長期休暇ごとになぜだか私がプレッシャーを感じるようになった。夏休みが終われば冬休みの、冬休みが終われば夏休みの、と出来るだけ早め早め
のパブロン
に、その時々で興味を持った「モノ」や「コト」を自由研究の課題に結びつけるようにさせた。
そんなこんなで3年生の冬休み以外は、今年の夏休みも含め、校内自由研究発表会の発表者となっているようだ。
と、まぁ、男の子の場合は、振り返って来た道をたどれば、ほぼ同じところにたどり着くのだが、女の子の場合、そう易々とは行かない。行くはずも無い。
唯一の助け舟である同性の細君は、自分のことだけでいっぱいいっぱいなので泥舟状態。

彼女の興味があること、好きなもの、してみたいこと、やってみたいことをそれとなく湯船に浸かりながら聞いてみて、書店の店先で毛糸を使ったマスコット入門編みたいな題名の本を見つけ、自由研究(工作)を決めた。

おかげでお父さんは、3.5mmと5.5mmのボンボンを 目をつぶってもつくれるようになるまでになった。

出来るだけ口と手は出さないが、部品材料の購入資金だけは出して手伝った。
そうして自由研究(工作)が完成すると共に私の夏の長期休暇は終わりを告げた。

彼が1年の冬休み当時にハマっていた、ウルトラセブンの敵であるロボット怪獣「キングジョー」をヤクルト、ペットボトル、洗濯ばさみなどを駆使して造り上げた工作が、床に転がっているのを眺めながら、そんなこんなしている今が一番いい時期なのかもしれないと思ったり。

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