2010-05-20

1Q84 BOOK 3 - 村上春樹

浴槽にからだを入れた際、あふれ出してしまう湯の流れのように、店頭に並ぶ山々の山間部に辛うじて一冊だけ置いてあった本を手にして、勝ち誇った顔をしてレジカウンターに向かった。

1Q84 BOOK 3
1Q84 BOOK 3
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村上 春樹
新潮社 (2010-04-16)
売り上げランキング: 16


今まで村上春樹の作品を意識して手にすることは無かった。あえてそうしなかったのかも知れない。初めて村上春樹作品を読んだのは「1Q84」だった。

それからは、「めくらやなぎと眠る女」を何ら迷うことなく年末に手入れたし、ブックマートで「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」と、牛河がでてるらしい「ねじまき鳥クロニクル」の前で足を止めて、暫し悩んでしまうことが普通になった。

「1Q84 book3」は、昼休み専用書として読むことにしていたが、読み進めるうちに昼休みが終わることを告げるチャイムに舌打ちし、気づけば布団の中に持ち込むに至っていた。
それが「1Q84 boo3」に対する私の総評。

ひとつ付け加えると、タマルが伊坂幸太郎作品「グラスホッパー」の登場人物の1人である、鯨(クジラ)となんとなくダブった。どちらも好きな登場人物であることは間違いない。

...と、雨姉さんのダイアリーにお邪魔してコメント投稿した後、思い出したように書きました まる

2 件のコメント:

  1. あら『1Q84』が初村上だったのですか!
    しゃろんさんからはハルキの香りがしていたので、てっきりハルキストかと思っていました。
    あえてそうしなかったのはなぜでしょうかねぇ。『ねじまき』はなかなかにパンチがあっていいですよ。

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  2. ええ、「1Q84」と「めくらやなぎと~」しか読んでません。
    ええ、ハルキ!ハルキ!したくなかっただけなのかもしれませんし、
    遠目に惹かれていた自分とは真逆の世界のあの娘が好んでハルキ!
    ハルキ!してたことにジェラシーしてたのかもしれません。
    じゃ今日は「ねじまき~」の購入を企てながら帰ることにしますね。

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