2010-08-01

羽音に包まれて

IMG_1565

いいかげん車を運転してるときは、写真を撮るのをやめようと忘れた頃に思い出すのだが、会社からの帰り道、三つ先の信号まで綺麗に並んだ車の列をぼんやりと眺めていたら、その先でまえならえの号令をかけるようにいかずち一閃。車の縦列が動きだしあたふたとしながら、咄嗟に助手席に手を伸ばしてシャッターを切るもタイミングはあっているもののピントはどこかに消えてた。*1

昼休み。ちょいと車を走らせて会社近くの緑地公園へ。
ほぼ一日の大半、格子状の中に描かれた数値とガンたれ対決しているので、殺人的な暑さでも出来るだけ表に出て光合成を行うようにしている。
カメラ片手に遊歩道を散策していて、毒々しいキノコを目にしてしまうと思わず誘われるように藪の中に突入してしまうことも多々ある。

IMG_1557

IMG_1558

IMG_1561

はたと気づいて左腕に目をやれば、そこに満面の笑みを浮かべて食事をしているつま先立ちした彼女 *2。親の敵が如く容赦なしに叩き潰すと、彼女から流れ出るおびただしい血の量。休火山が活発に活動をはじめるように猛烈な痒さを覚え、掻きだして数えてみれば11箇所。そんな既婚の妊婦さんにモテモテだった昼休み。

IMG_1563

今日のフレグランスは残暑にふさわしい液体ムヒの香。


*1:遠くのタテのスジがソレ。一応ソレ。
*2:藪蚊。

2 件のコメント:

  1. ピントがどこかへ消えた写真,たまらなく素敵なんですけど…!

    返信削除
  2. Snowowlさん、コメントありがとうございます。
    偶然とは恐ろしいもので私もそれなりだと思ったので結局載せてしまいました :)

    返信削除