2009-11-26

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大晦日


なんだか油断してたら、もう来週は師走だ。

毎年のことだが、師走って聞いただけで妙に焦ってしまう。
前向性健忘症でもないのに、とても重要なことを忘れているような気分になったりする。
さすがに左手の甲に「サミー・ジャンキスを忘れるな」とサインペンで書いたりはしない。たぶん。
けど、この感じは決して嫌いではない。むしろ大好きだ。
無駄に空回りしていても許せる感じがいい。空回りしてでもいいから頑張ろうって気になる。

大晦日は、Dynamite!! なる格闘技イベントを観なければ年を越した気がしない。
数年前に格闘技バブルがはじけた。
格闘技をビジネスとして成り立たせようとした結果、泡沫の彼方に消えた。
そんな想いをテレビに向かって、愚痴っているところまでは記憶があるが、メインイベントを待てず、へべれけ*1になってしまう。ここ数年、毎年のことだ。
スタンドで執拗にローキックを意識させられ、ガラ空き状態の顔面に左ハイキックを喰らってKOされるようなものだ。*2

そして年明け早々、奥さんに大人のお酒のたしなみ方について、ありがたい説法を受けるのが、我が家の年頭行事と化している。

今年こそは、酒の量に気をつけて晴れ晴れとした新年を迎えよう。
そして白地に毒々しい目をしたヘドラのような、ゲイラを青空に上げることにしよう。
いや、とりあえずゲイラを買うことからはじめよう。

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酔っぱらいが酔っているかと言う問いに対し、それを頑なに否定する場合は、肯定している事と同様の意味だ。 


*1:【意味】意識や記憶を失うほど酔ったさま。ヘベレケ。

*2:非常にわかりづらい表現であることは本人も重々承知している。

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