2011-04-07

冬終いに

昨日は暖かいどころか暑いぐらいの陽気でした。
色々なことが遅々として進まない状況下で、唯一季節だけは着実に進みます。
自然は正直であることを実感します。

毎年のことなのですが、今時期の季節の変わり目で一番頭を悩ますことがあります。車の冬タイヤの交換時期です。

ずいぶん昔のことなのですが、ゴールデンウィーク中にもかかわらず、雪が降ったことがありました。勿論、大した量ではなく、次の日には消えてなくなるほどだったと記憶しています。四葉のクローバーを見つけることより、トラ猫の雄が生まれるぐらいの確率なのですが、そんな月曜朝のテンションほど低い確率の出来事であっても、その時の記憶が邪魔をしてしまい、中々タイヤ交換に踏み切れなかったりします。

天気が良くて暖かな日には、会社の休憩時間に自販機の前で「もう、いい加減(雪が)降ることはないよな」「大丈夫じゃね」「俺、今週末あたりにでも換えようと思ってるけど」というタイヤ交換推進派の会話に、「いや、けど、ほら何年か前にゴールデンウィークの時にさぁー」のタイヤ交換慎重派の否定的な一言で、簡単に推進派は期限延期を決めたりします。
この時期のタイヤ交換は、株式の売買のようなものかもしれません。

毎年寒くなり始める頃になると、ユニクロのサイトが映るディスプレイの前で「パパ、ヒートテックのタイツは要る?」と細君に聞かれます。毎年「要らない」と言いますが、細君は「大丈夫?皆履いてるじゃん、これから寒くなるよ」と必ず返すので「要らない」と返します。ロックアップ *1 から始まる(冬の)序盤の攻防戦みたいな、お約束的な会話です。

下ズボンとか股引、はたまたアンダーウェアの類は、どんなに寒かろうとも履かないと決めています。老いていく体力を受け入れまいという、綿埃みたいな他愛も無いポリシーです。今年も履かずに過ごしました。
ただ案外簡単に綿埃は掃除機に吸われてしまうかもしれません。
今年の冬のみぞ知ることです。


*1:プロレス用語でレスラーがリング中央でがっちりと組み合うこと。主に試合序盤の攻防として用いられる。

9 件のコメント:

  1. ��慎重派の否定的な一言で、簡単に推進派は期限延期を決め

    まさにまさに、ワタクシのこと^^;
    昨年春、昨日のような汗ばむほどの暖かさに誘われて、
    勇み立ってタイヤを履き替えたものの、その週末に再び雪が!
    しかもその日は、標高の高い場所にある高速道を走らねばならず><

    学習能力の高い(!)ワタクシ、今年はまだじっと辛抱しています。
    ちょっと冷やっこい地面にしゃがみこみ、タイヤ交換できる日はすぐそこ、
    今はその日を心待ちにしてます。

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  2. kanaさん、こんにちは! コメントありがとうございます!
    私もどちらかと言えば慎重派です。
    一昨年だったかはタイミングを逃しすぎて6月中旬に履き替えたこともあります。
    今年はなんだかんだ言いながらも、結局ゴールデンウィークあたりになりそうです。
    しばらくは埃を舞い上げて走りたいと思います =3

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  3. sharon様
    僕もまた「下ズボンとか股引、はたまたアンダーウェアの類」は身につけない主義であります。
    いつ、なんどき、ご婦人のお相手が現れるかわかりませんもの。
    ま、1度もそんな僥倖に巡り合ったことはないのですが。

    ただ、山陰へ釣りに行くのに、それ用のアンダーウェアは持っております。
    また、スタッドレスタイヤも準備しております。ただ交換が少々しんどい。


    東直己「バーにかかってきた電話」が映画化で 映画化名=「探偵はBARにいる」だと。分かりにくいなあ。
    オイ、高田は誰がやるのだ?              荒木

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  4. しまった、高田の前に、コンドウキョウコだ。
    ま、これは映画館に行かなきゃ教えてもらえないよなあ。
    少し、年取ったが大塚寧々あたりを希望するんのだが。  荒木

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  5. 荒木さん、ススキノ探偵シリーズはずいぶん昔に「消えた少年」?を読んで以来です。
    これをきっかけに復習しようと考えていたりします。
    できれば「フリージア」(榊原健三シリーズ)を実写化してほしかったと思っています。

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  6. はじめまして。
    私は先週の日曜日に冬用タイヤの交換をしました。
    十字レンチを買ってきたので、大分楽になりました。

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  7. sharon様

    ススキノ探偵シリーズは探偵の「俺」が世代が近い感じがして全部読んでおります。
    ただし、おじさんになった「俺」が少し物悲しいですが。

    伝説の殺し屋「榊原健三」ですか。
    1998年に三浦友和で(キャストが残念ですが)映画化されていたと思います。

    でも、監督は「蘇える金狼」の渡辺武だったような。
    ふむ、後でTHUTAYAで確認してみよう。         荒木

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  8. juntiさん、はじめまして、コメントありがとうございます!オーケー!背中を押された気がしますので、早速明日にでもジャッキアップする勢いです!

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  9. あぁぁっーらきさん!ありがとうございます!マジで知りませんでした!ちょっ調べたら「極道の墓場」なんて要らぬ題が付いているんですね。あー!知らなんだ知らなんだ!早速明日にもTSUTAYAに行ってきます!三浦友和は結構雰囲気かも。
    ありがとうございます ( ´ ▽ ` )ノ

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