2011-04-15

脱皮できない蛇は滅びる

今回の災害により、目に見える被害と、目に見えない被害が発生した。

目に見える被害の復旧状況は日々目にして確認できるが、目に見えない被害の復旧状況は耳にすることしか出来ない。これにより風評被害という二次的災害も発生しているのが現状。

市町村合併などを機に、イメージアップを目的として「ひらがな」表記に変えた県を目する。これとは逆に、ウェブ、新聞紙上で、いつの間にか「カタカナ」表記された県を目にする。

風評被害を否定する記事のすぐ隣で、「カタカナ」表記して特別視させる記事。矛盾しか感じない。目に見えない被害の復旧作業は、まず、「カタカナ」表記をやめることだと思う。

 

2 件のコメント:

  1. 荒木さん、こんにちは!
    風評被害は誰かの責任で解決されるものでは無いと思います。
    見聞きした情報を個々人がどう判断して行動するかで悪戯に広めたりしないことしか出来ません。
    とても難しい判断だと思います。

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  2. sharon様
    かつて、技術屋だったからでしょうか。
    目に見えない被害を起こした東電の、第一原発にいる技術者のことが気になります。
    家には帰れているんでしょうか。
    言いたいことだって沢山ありそうな気がします。
    彼らは加害者なのでしょうか。

    想定外を想定して設計したはずなのに・・・・
    「想定外」は、「未曾有の」は決して免罪符にはならないけれど
    きっと、彼らは解決の為にアイデアの引き出しはもっているはずなんです。

    制約の中のジレンマ、そんな境遇かもしれないなあって思います。

    風評被害は誰の責任で解決すべき問題なのでしょうか。わかりません。
    行政でしょうか、市民でしょうか。マスコミでしょうか。


    東北地方で、盛りの苺は岡山じゃ売ってないんですもの。 荒木

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