- 幼少期 -物心ついた頃から小学校に就学する間ぐらい
- 当時、庭同然に遊んでいた近くの山
- 「熊」に追われて山頂に向かって必死に逃げている
- 時折、助走をつけて平泳ぎでお腹を地面にこすりながら超低空で飛んで逃げる
- ただし「熊」の実体は見えず「熊」という存在
- 少年前期 -小学1年~3、4年生の頃
- 山頂に向かう途中、左におれる小路を抜けると収穫が終わった寒々とした畑に出る
- 右に山の斜面があり正面の一段下がったところに青い屋根した友達の家が見える
- 右奥には農耕具が収められているであろう、車のタイヤが 4つ5つ屋根に乗っかった小さな小屋がある
- その小屋の裏と山の斜面の間に身を隠す
- 幼少期同様に「熊」は姿を見せず
- 少年中期 -小学高学年から中学1年生の頃
- (少年前期の続き)身を隠していると小屋の影から「熊」が姿を見せる
- 姿をチラと見せるだけで全体像はハッキリとしない
- 深い井戸の底に映る漆黒の影ように「熊」という存在を感じさせただけ
- 少年後期 -中学2年~高校3年生の頃
- (この時期「熊」の出る夢は激減する)
- まれに幼年期から少年中期まで見た夢を通して見る
- この時点でまだ「熊」の全体像を見せていない
- 青年前期 -18~23歳の頃
- 大切なものを思い出す様に幼年期から少年中期までの夢を通して見るようになる
- 小屋の裏に隠れることなく小屋の引き戸を開け、独自の鼻を突くにおいが充満する中に入る
- においの主である漬物樽の陰にクワを片手に息を殺して隠れる
- 突然、右側の壁を破って「熊」の手が迫る
- その手をすんででかわしてクワで破られた壁を破壊して転げるように外に飛び出す
- 瞬間「熊」の姿が目に入る
- 身長180cmに満たない内股したマレーグマ
- 雑巾をキツく絞ったときのように汗をかいて目が覚める
- 青年中期 -24~28歳頃
- (青年前期からの続き)「熊」は両手をぶんぶんと振り回しながら攻撃して来る
- 鼻先で辛うじてかわしてカウンターでパンチを打ち込む
- 何発もパンチを打ち込むが効果はまったく無い様子で不適な笑みを浮かべている
- くやしくて泣きながらパンチとか平手とかを必死になって打ち込んで目覚める
- 青年中期 -28、29歳ぐらい
- 刈り取りの済んだ殺風景な田んぼが左右に広がる一本道をただ真っ直ぐに車を走らせている
- ふと目をやった1km先右側の田んぼで10mぐらいの大きさの「熊」が暴れている
- 「熊」は会社の取引先担当者の片足を持って上下に振り回している
- (乗っている車が変更している。会社で付き合いのある建築屋さんの青色したトラック。◯◯建築と書かれた白字ペンキがはげかかった側面を持つ荷台の上)
- 威嚇する「熊」の攻撃をかいくぐり、青いトラックは「熊」の傍を走り抜けようとしている(来た道を戻っている)
- 荷台から運転席側の窓ガラスを割れんばかりに叩いて「車を止めろぉー! 今すぐに車を止めろぉー!」「○○さん(取引先の担当者)を助けなきゃぁー!!」と叫ぶがトラックは止まることなく猛スピードで走る
- 言い表すことの出来無い悲愴感を覚えながら目を覚ます
- 青年後期 -そして30歳の頃
- 気づくと3m先に立派な石柱の門が見える場所に立っている
- 足元には霧が立ち込めていて雲の上に立っている様な感じ
- 門の奥にはえらく年をとっている立派な並木があり、その向こうは霧がかかっていて見えない
- 夢の中では水族館という設定のようだった
- 右石柱の脇に大きな窓がコチラを向いた建物がある
- 子供がいたずらにこげ茶色を塗りたくったような小さなプレハブ小屋だ
- 左端のトタン屋根が反り上がってしきりに風もないのに上下に揺れ続けている
- 気づくと小屋の前に「熊」が立っている
- 「熊」に近寄り、手にしているチケットを渡すと端のほうをミシン目に沿ってちぎった
- 突然に右手を差し出されたが迷うことなく握手をした
- 右手にちぎられた紙片が握らされていた
- 石柱の門の奥に入ることなく踵を返して来た道を戻る
- 数歩進んで振り向くと「熊」は右手を上げていて、つられるように右手を上げた
- 目を覚まして右手を上げているのに気付いた
- 以来「熊」は夢に出てくることは無くなった
「熊」に関する夢判断。
今更だがマザコン(またはその傾向)なのかとか心配になっている。
機会があれば一度専門の人にでも診てもらいたい。
【熊】…大きな影響を与える人物。母親。妊娠・出産・安産。自己の二面性。依存心と自立心。体力の過信。気力。破壊的な部分。ヒステリックな部分。矛盾した感情エネルギー。信用出来ない部分。無意識の危険な性質。感情的反応の強さ。強い独占欲。金銭への執着。◆熊が突然現れる…対人関係のトラブル。偽りの人間関係から抜け出すべきとき。(男性の夢)マザコンの傾向も。◆巨大な熊…母親からの強い干渉。◆巨大な熊から逃げる…自立願望。◆親子熊・小熊を見る…妊娠安産のサイン。慶び事がある。(女性の夢)母性の高まり。◆熊を銃等でしとめる…自立の好機。問題解決。◆熊の肉を食べる…境遇好転。意識の変化。◆熊が何頭も現れる…フルパワーで対処しなければならない出来事が起こる。◆熊が暴れている…思いがけない損失。自分の欠点を抑えきれずに人とぶつかる。◆熊が家に侵入してくる・熊に襲われる…母親の圧力。マザコンによる災い。◆熊が死ぬ・熊の死骸を見る…何らかの不快事が起こる。母親の身に心配事が起きる。曲折を経て安泰を手に入れる。(妊娠中の女性の夢)要注意。
夢占い[未弐の夢事典]夢診断
そんな理由(わけ)かどうかは定かではないが、70~80年代のモンスターパニック映画で唯一「グリズリー」だけはまだ観たことがない。
「熊」に久しぶりに夢で逢いたいと切に願うようになった今日この頃。
どんだけ熊に憑りつかれてるんですか!
返信削除好きな作家にジョン・アーヴィングがいるのですが、彼の小説には「熊」がなんらかの意味を持つキーワードのようにちょくちょく描かれます。(それこそフロイト的に)
それを思い出しました。しゃろんさんになら、言わんとすることが理解できるのかも。
雨姉さん、いつもコメントありがとう
返信削除すなわち言わんとしている事は、熊を飼ってホテル経営に乗り出せということで事は丸く収まるわけですな、きっと
とりあえず「熊を放つ」を読むことにします ;)