2010-11-04

言うは易し行うは難し

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なんだかんだで10年ほど穿いているカーキ色したコールテンのジーパンに、今年初めて足を通すという儀式を、厳粛でしめやかなに執り行っていたところ、ヘソの下のあたりでドーナツ(ボタン)が不摂生を訴えるような顔して見上げた。平日の晩酌を
やめる
やすむと決意表明した後、夕食後の手持ち無沙汰に新聞を片手にソファーの上で広げて見る。

3枚ほどめくった先の読者投稿欄で「カジメン」という単語に目が留まる。
64歳 男性・無職。「定年退職後、家にいることが多くなり家内の家事を手伝って充実した毎日を過ごしている」といった内容。その中で「家事を積極的に行う男性」=「カジメン」と表現していて、「育児を積極的に行う男性」=「イクメン」に続く俗語であることを知った。

気づいた事を、気づいた者が、気づいた時に、処理することは当たり前の行為(こと)で、その処理結果が同じであれば男性女性関係ないことだし、働いている、働いていないとか、銭金で判断するのことではなく、生きていること自体が、なにかしら働いているということだし。
「イクメン」にしても「カジメン」にしても、まずは相手のことを慮(おもんぱか)ることが出来なければ、「暴走族」を「珍走団」と呼び名をかえようみたいなことになると思う。「面白い男子または面白い面=オモメン」ではない「慮ることのできる男子または思いやりのある面=オモメン」が重要だと、腹をなでながら食欲の秋に我思う。

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昔撮った微妙な写真を蘇らしてます。▶ エフェクト:TOYCAMERA ANALOGCOLOR

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